キャラクター紹介

リーム

本作の主人公。不思議な雑貨屋ラヴェル・ヴィアータで働くことになった身寄りのない少女。12〜3歳くらい(正確には不明)。
年齢のわりにしっかりとしている。身勝手な大人、特に貴族が嫌い。
将来の夢は魔法士になること。魔法監視士・通称『青』に強く憧れている。

「ティナ、それどうしたんですか?」 「そんな顔しないでくださいよー、夢は大きくたっていいじゃないですかっ」

ティナ・ライヴァート

雑貨屋ラヴェル・ヴィアータの店長。18歳程の若い女性(のように見える)。かなり優秀な魔法士らしいが、詳細は謎に包まれている。
明るくて朗らかな性格。細かいことは気にしない。でも何か隠している。
リームに追及されると笑って誤魔化すことが多い。


「だーいじょうぶよ、心配しないで!」 「あぁ、うん、そうね……あははは」

ラングリー

クロムベルク王国宮廷魔法士。現在33歳。20歳の若さで宮廷魔法士の職に着いた天才。
怖いもの知らずで態度が大きいが、宮廷勤めに支障がない程度には礼儀もわきまえている。
いろいろあってリームの天敵。

「はっはっは、光栄ですよ」 「ふぅん、かなり古い形式の結界だな。下手に小細工してない分、無難ではあるか」

フローラ

クロムベルク王国現王の従姉妹にあたる公爵家の貴族。フルネームはフローラ・イルニット・ストゥルベル。見た目は18〜19歳にしか見えないが実は29歳子持ち。
『涙姫』と呼ばれるほど常に泣いている。嬉しくても悲しくても泣いている。身の回りの世話をする侍女たちは慣れたもので、手際良く対処する。

「うううぅ、なんて素敵なの……っ!」 「ごめんなさい、リーム……」

イシュ・サウザード

魔法監視士。25歳。天よりも高いプライドを持つ、絶対の自信家。その態度と言動から、眉目秀麗な美男子にも関わらず女性に相手にされない。 本人は自分と魔法技術にしか興味がなく、まわりからの評価をあまり気にしていないようだ。


「握手ぐらいならしてさしあげますよ。わたくしがかの有名な魔法監視士イシュ・サウザードです」

ダナン・ハドレッド

魔法監視士。26歳。大柄な体格で目つきが悪く、一見すると魔法士には見えない。喋りもぶっきらぼうだが、内面は人一倍仕事熱心で真面目である。 イシュの歯止め役として組まされている現状を、その熱心さで耐え忍んでいる。


「おい、イシュ、そんなんだから『青』ギライの人間を増やすんだぞ」 「がんばれよ。嬢ちゃん」

ミハレット・エフォーク

フルネームはミハレット・エフォーク・ブルダイヌ。14歳。クロムベルク王国の大貴族であるブルダイヌ家の四男。 宮廷魔法士ラングリーに心酔しストーカーのごとく付きまとい押しかけ弟子となった。髪型や衣服までラングリーに似せている。 師匠のような立派な魔法士になるべく、魔法の勉強にも余念がない。

「あああああさすが師匠! 世界で最も繊細で甚大な魔法技術を操る天才魔法士っ!!」





各話の簡易紹介
第1話 「黒竜の守護する国」
 溶ける鉄鍋、踊るホウキ……とんでもないものが売られているという怪しげな噂が絶えない、
 奇妙な雑貨屋ラヴェル・ヴィアータ。
 しかし、そこしか働き口がないと言われた家出少女リームは、意を決して店の扉をたたく。
 はたして店主は何者なのか? そして、リームを追う魔法の影とは?
 ティナとリームを始めとする、主要人物の出会いの物語です。

第2話 「青の魔法監視士」
 憧れの『青』がレンラームの街に来ている――! 噂を聞いたリームは、いてもたってもいられず
 『青』を探しに駆けだした。国をこえて魔法の不正利用を取り締まる魔法監視士、通称『青』。
 しかし、どうやら魔法監視士たちは、不思議な雑貨屋の噂を聞きつけてやってきたらしい。
 何やら隠し事をしているらしき店主ティナと、それを探る『青』のふたり。間に挟まれて揺れ動くリーム。
 とうとう雑貨屋の秘密が曝かれるのか?

第3話 「宮廷魔法士の弟子」
 宮廷魔法士ラングリーに魔法を教わることになったリーム。
 しかし、リームの弟子入りに反対する兄弟子ミハレットが、『試練』(?)を突きつけてきた。
 「待ってたぞ、リーム! 今日もこのオレが弟子とはなんたるかを教えてやろうっ!!」
 一方、雑貨屋店主ティナとラングリーとの間では、妙なやり取りが交わされているようで……?
 やっと魔法士見習いらしくなってきたリームですが、まだまだ悩みは尽きません。

第4話 「精霊に見守られたお茶会」
 やっとのことで正式に宮廷魔法士の弟子として認められたリーム。魔法の源『フィード』について、
 兄弟子ミハレットと競争しながら学び始める。魔法の勉強、雑貨屋の店番、フローラ姫とのお茶会――
 毎日充実した日々を送るリームの裏で、『雑貨屋の不思議』を背負うことになった宮廷魔法士
 ラングリーは、何やら思うところがあるようで……。
 基本的に一話完結ですが、第3話の続きとしての意味が大きいお話です。



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